音楽理論は、「違和感のない」音楽を作るために必須です。
音楽理論というと、難しそうで毛嫌いする人も多いと思うけど、そんなことない。
実際、習得しなきゃいけない理論の数は少ないです。
この講座では、音楽制作に必要な最低限の理論を分かりやすく解説します。
すぐに音楽制作にとりかかれるよう、音楽理論のエッセンスを詰め込んだ講座にしていこうと思っているので、どうぞよろしくお願いします。
分かりやすい音楽理論: スケールについて
スケールの概念が分かれば音楽は作れる!と言ってもいいぐらい、スケールは大切です。
スケールを理解すれば、必ず、「違和感のない」音楽が作れるようになります。
スケールの定義や難しい話は抜きにして、分かりやすく説明していきます。
スケールに沿えば、違和感なくメロディーが作れる
まず、ドレミファソラシドは分かりますよね?
あれは、ピアノでいうところの白鍵にあたります。
もしおうちにピアノがあれば、試しに、白鍵だけを使って適当にメロディーっぽいものを作ってみてください。
どうですか?
イイ感じに聞こえませんか?
少なくとも、「ん?なんか音痴なメロディーだな…」のように違和感を感じることはないはずです。
これは、無意識のうちに、スケールに沿って弾いているからなんです。
スケールに沿えば、違和感なくコードも作れる
では次に、コード(和音)というものはご存じですか?
試しに、ピアノでコードを弾いてみましょう。
ピアノがおうちにない方は、鍵盤の画像などを見てイメージしてみてくださいね。
まず、右手の親指を、ドの上に置いてください。
次に、中指を、ドから左に2つ飛んだミに置いてください。
最後に、小指を、ミから2つ飛んだソに置いてください。
置けましたか?
そしたら、その3本の指で同時に鍵盤を押してください。
綺麗の音が聞こえてきましたか?
それを、コード(和音)と呼びます。
コードを作るときには、スケールの音を使います。
つまり、白鍵だけを使ってコードを作るわけですね。
スケールは、メロディーを作るときだけでなく、コードを作るときにも必要になってくるということですね。
スケールについてもう少し深く
以上が、スケールの概念です。
今日のところは、以上のことが理解出来れば十分です。
なので、ここまで読むのをやめてもOKなのですが、もう少し知りたいという方のために、もう少し掘り下げて説明します。
スケールの名前を知ろう
白鍵だけで構成されるスケールを、C majorスケールと呼びます。
Cとは、英語でドのこと。
majorは、雰囲気が明るいの「明るい」と捉えて頂ければ結構です。
つまり、「ドを中心に構成された明るいスケール」ということですね。
スケールの豆知識
ちなみに、みなさんが小学校などで歌う「ドレミの歌」などは、ほとんどがこのC majorスケールで構成されています。
口ずさんでみてください。
ドレミファミレド ミファソラソファミ ドドドド ドドレレミミファファ ミレド
ほら、全部白鍵だけで弾いているでしょう?
分かりやすい音楽理論: スケールまとめ
第一回の音楽理論講座お疲れさまでした。
スケールを分かりやすく言うと、「違和感なく音楽を作るためのルール」ということになります。
今回の講座が好評であれば、第二回へと続きます。
次回の講座では、スケールについてもっと踏み込んだ説明をする予定です。
楽しみにしていてくださいね。
質問や内容についてのご指摘があれば、コメントか、お問い合わせからお願いします。
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